ベラムのロードバイク・フレームを持込で買取頂きました。

time_ma_chine-img600x450-1458719317j66uvv17746埼玉県のお客様より、VELLUM GAUGEのフレームセットをお持ち込みで買取させて頂きました。有難うございました。
コンポーネント付きで、メインパーツはシマノ・デュラエース。
こちらのお客様は海外で購入されたそうですが、日本ですと、東京は江戸川区のライトサイクルさんでしょうか?
他のロードバイクメーカーに比べて多少マイナーですが、他のロードバイクと一緒ではやだなーという方にもお勧めです。
三月銀輪館では、様々なメーカーのロードバイク・フレームを買取しております。三月銀輪館のサイトまたはフリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時)まで、お気軽にご相談下さい。

ナカガワのオーダーロードレーサーを持込買取頂きました。

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横浜にお住まいの方より、わざわざ持込買取でお譲り頂きました。有難うございました。
ナカガワサイクルワークスのオーダーロードです。
ナカガワは大阪のビルダーですが、神奈川県藤沢市の秋山サイクルさんを通じてオーダーされたとのこと。ピンク色が特徴で、ひと目で分かりますね。
e3uxvyhg6zso9年代としては1990年か1991年頃。メインパーツはシマノデュラエース。まだ手元シフト(STI)発売当初だったので、こちらは見送り、従来のWレバーを選択されたそうです。
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こちらは『自転車La strada ロードレーサー’88』より。ほぼ同色ですね。紙面のモデルは、パイプがタンゲのプレステージですが、お客様のモデルはN0.2です。軽さは負けますが、その分、ガシガシ踏めるでしょう。これでシマノの鈴鹿ロードや、乗鞍のヒルクライムに参加されたそうです。
「自転車の性能は下りで出る。上りはほとんど人間の脚の差だけど、自転車の差は下ったらすぐわかる」はビルダー中川氏の弁(『ハンドメイド自転車工房』八重洲出版)より。
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三月銀輪館では、オーダーのロードバイクも買取しております。店頭買取はもちろん、無料の出張買取も受付中。三月銀輪館のサイトまたはフリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時)まで、お気軽にご相談下さい。

古いオーダーのロードレーサー(フレンド商会レオパード)を持込買取

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群馬県のお客様より、オーダーのロードレーサーを店頭持込にて買取させて頂きました。
フレンド商会善福寺店のショップオリジナル車で、レオパード号です。アッセンブリはカンパやチネリ。ちなみに阿佐ヶ谷の方はビクトリーがブランド名でした。

善福寺店の店長、中野昭ニ氏は、フランスのハンドメイド工房「メルシェ」が率いるチームで修行をされたという御仁。当時、ロードの場合はイタリアで修行が一般的と思いますが(デローザの長沢氏等)、フランスというのが渋い選択です。一度その修行時代のお話を是非お伺いしてみたいものですね。
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善福寺店はお店の看板がフランス国旗のトリコロールカラーに塗られており、フレームもトリコロールが有名ですが、こちらは青でシンプルにまとまった1台です。
製作は1979年か1980年あたりでは?とのことで、バンド止めのブレーキワイヤーなど、いかにも当時の雰囲気を醸し出している自転車です。
イタミの関係でフーデッドレバーのみ、シマノの黒へ換装。
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フレームはイシワタの019ではないとのことですので、一般的な022あたりでしょうか。
BB横のワイヤーリード直付工作(カンパ?)が、いかにもオーダー車らしい工作です。
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気分はメルクス!スギノの穴あきチェンリング。このような穴書き、小職も憧れました。
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三月銀輪館では、古いロードバイクも買取させて頂きます。
店頭買取はもちろん、出張買取もお受けしております。
詳しくは、三月銀輪館のサイトまたはフリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時)まで、お気軽にご相談下さい。

アラヤ ラレークラブモデル・TAクランク改をお譲り頂きました。

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弊店のお隣の街、埼玉県熊谷市からのお持ち込みで、ラレーのクラブモデル(改)をお売り頂きました。どうも有難うございました。

ラレーはご存知イギリスのメーカーで、アラヤがライセンス生産をしているものです。
「クラブモデル」とは、イギリスの車種体系で、サイクリングクラブ員たちのモデル、つまり泥除けを外せばそのままロードレーサーにもなる自転車です。平地の多い英国では、かつてはダブルコグ(車輪をひっくり返すと固定/フリーになる)だったり、スターメーアーチャーのような内装変速機が主流で、山の多いフランスと違い外装変速機が発達しませんでした。
日本も昔は英国風のロードスタータイプ、日本でいえば実用車のようなタイプの自転車でサイクリングに行っていたものです。
それがルネ・エルスに代表されるフランスの車種体系が入ってきて、日本は一気にフランス流の自転車に傾いていった訳です。
そうはいっても、英国自転車については、日本では小池 一介氏(『華麗なる双輪主義 スタイルのある自転車生活』の著者)に代表されるように非常にマニアックな方が多いジャンルではあります。
小職も、ベレー帽を被って正装してロードスターに乗っている方を存じあげておりますが、それはそれはジェントルマン!という感じで、とても素敵なお姿でした。

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遊びココロで色々と改造をされていらっしゃいまして、ハンドルを日東のフラットタイプに変更されている点と、ギアクランクをフランスのTA・クリテリウム52×48Tに換装されております。
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サドルはGILLES BERTHOUD /ジルベルソー(ギルベルソー)。ソローニュのバッグで有名ですね。
フランス本国ではパーツ以外でも完成車も販売しています。ジルベルソーのサイトはこちらです。

このように日・英・仏と、日本のサイクリングの歴史を1台で表現するような、楽しい自転車となっておりました。
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三月銀輪館では、このようにカスタマイズされたロードバイクも買取させて頂きます。
店頭買取はもちろん、出張買取もお受けしておりますので、詳しくは、三月銀輪館のサイトまたはフリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時)まで、お気軽にご相談下さい。

雑誌で紐解く スポーツサイクル アルプス その1

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「ツーリングはアルプスの世界です」のキャッチコピーでお馴染み、かつて東京は神田あったツーリング専門店「スポーツサイクル・アルプス(アルプス自転車工業)」。
筆者がアルプスのクライマー号をオーダーしたのは2001年頃です。この相棒でずいぶんと色々な峠に行きました。

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(雑誌『サイクルスポーツ』1988年3月号の広告より。MTBブーム前とあって、あの「MTBでツーリングですか」の刺激的なフレーズはまだ登場していない。)

そのアルプスがお店を閉じたのは2007年1月でした。来年(2017年)でもう10年になろうとしています。
アルプスといえば、雑誌『ニューサイクリング』の記事でお馴染み、2代目店主の萩原慎一氏や、フロントフォーク抜き輪行を思い浮かべる方は、もうベテランの方ですね。
もともとは大正7年に自転車製造卸「萩原卓商店」として創業した老舗の自転車店であり、昭和21年には慎一氏がスポーツ車専門店として展開。「フロントフォーク抜き輪行」を考案し、ランドナー「クイックエース」を発売します。このフロントフォーク抜き輪行がアルプスの代名詞となりました。

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(これが電車でコンパクトに運べる様に分解された輪行スタイル。ポンプの位置からクイックエースと思われる。アルプスのカタログより。)

そして息子さんの浩氏が3代目として後を継ぎ、パスハンター「クライマー」シリーズの発表となる訳です。
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(上:”スーパークライマー”、下:”ロードキング” 共に筆者所有)
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今回は、その3代目店主であり、最後の店主となった、萩原浩氏にスポットをあてて、各雑誌に氏が寄稿した文章や、ALPS号が紹介された写真などを中心に、一人のアルプスファンとして、その記憶を振り返りたいと思います。

アルプスは御存知の通りフレームビルダーではありません。フレーム製作は提携のビルダーに依頼し、設計通り上がってきたフレームを仕上げて製品にするスペシャルショップでした。

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(閉店後、早速に雑誌で特集された。2007年5月発行の雑誌『自転車人/第7号』巻頭特集。アルプスの自転車は今でもオークション等では高値取引されている。)

ここで子供向け書籍の奥付に記された浩氏の公表プロフィールをご紹介しましょう。
<昭和22年東京・神田に生まれる。開成高校を卒業後、写真専門学校、広告代理店オリオン社を経てアルプス自転車工業(株)に入社、現在に至る。いろいろなコースを走りまわりツーリングに適した「乗りやすい自転車」を考え続けて奮闘中。>
広告代理店でのカメラマンの経験から、カタログの完成車は全て氏が撮影したものでした。

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(『なんでもプレイ百科 スーパーサイクル決定版』双葉社/昭和53年)

それでは早速「雑誌」を紐解いていきましょう。

<続く>

土日は留守番電話にてご対応致します。

いつもご依頼を有難うございます。
しばらく土日のフリーダイヤルにつきましては、留守番電話にてご対応させて頂きます。
お見積りご希望の方は、モデル名、サイズ、外観、年式、購入価格などの詳細の情報と、お名前/お電話番号をお知らせ頂ければ、月曜日に折り返しお電話させて頂きます。
WEBサイトの買取フォームは24時間受け付け中です。
ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

CASATI(カザーティ)ロードバイクをお売り頂きました。

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店頭持ち込みで買い取りさせて頂きました1台。
イタリアのモンツァに構えるカザーティは創業が1920年。砂田弓弦氏の94年出版の本では年間生産台数が1400~1500台。MTBは1割で残りの9割がロードレーサー、製品7割が海外向け。一方、同じく99年のサイスポでは1500~1700台、100%ロードレーサー、家族を中心に従業員8名体制の記述があります(後注)。その紙面から砂田氏の記述を少し引用しますと、「ワイシャツ姿で溶接する2代目」のキャプションと共に-
<材質はスチールとアルミが半々で、イタリア向けはスチールが多く、海外向けはアルミが多いという構成だ。パイプはコロンバスとデチャダイを使用している。「スチールとアルミについては一長一短だね。スチールは若干重いけど、耐久性がある。アルミは軽いけど耐久性に欠ける。でもオレ(=当時の2代目店主、ジャンニ・カザーティ、現在は3代目)はアルミのあの太い感じが好きなんだ。某社のようにあまり行き過ぎては行けないけどね」とやっぱり見た目を大事にする。><(アルファロメオ)”156でオネーチャンもイチコロよ”的雰囲気が、このカザーティにもあると思う(中略)とにかく掛け値なしに美しい。>
(注」『イタリアの自転車工房 栄光のストーリー』アテネ書房1994年/『サイクルスポーツ』1999年7月号)
※もちろん、当時の状況のため、現在ではアルミよりもカーボンモデルを製作しております。ご参考:カザーティのサイトはこちら。4

ステーのフタの部分や、シートピラーの刻印。
日本での代理店は一時、岩井商会等が扱っておりましたが、現在はアクションスポーツさんが窓口となっております。デローザ、コルナゴ、チネリ・・・に比べると日本では少々マニアックなブランドといっても良いかもしれませんね。2 フレームはコロンバス。フロントーフォークの肩や、Wレバーの先、ステム横の刻印がオシャレなカザーティらしく素敵です。ダウンチューブに<made in Italy>のマーク有り。現在まで一貫してイタリア国内生産を貫いています。
ちなみに、バーテープに注目!キャットアイのシャイニィです。恐らくデッドストック品を巻かれたのでしょう。
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<真珠の輝きを思わせる鮮やかな色彩で、高級スポーツ車にはベストな組み合わせです。みずみずしい肌ざわりは巻きやすく、雨や汗、汚れにも変化しません>サイクルスポーツ1982年10月号の広告より。
当時はキャットアイはまだブランド名、「株式会社津山金属製作所」が社名でした。3カンパでまとめた1台。フリーは6S、リアメカは恐らくビクトリーコルサと思われます。総合的に判断して、1980年代のロードレーサーと思われますが、如何でしょうか。
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三月銀輪館では、ロードレーサーを高価買取しております。国産・海外の各ブランド、メーカー車からフルオーダー車まで、”ふつうの買取店”では取扱が難しいロードなら、是非一度、三月銀輪館にご相談下さい。フリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時)またサイトより、お気軽にどうぞ。

昔のロードバイクを買取(ケルビムのプロムナード)

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今野製作所(ケルビム)のプロムナード(軽快車)仕様を栃木県にて出張買取でお売り頂きました。有難うございました。
もともとはランドナー仕様で、パスハンティング(峠越え)に使用していたとのこと。若いころ、この自転車で幾つもの峠を超えたそうです。
その後、チェーンガード等を装着して、プロムナードとして第二の人生を過ごしました。実測で約13kg。

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フレームはレイノルズ531。ダイナモのコードは内蔵。
カンチブレーキはクロスボウ。
黄色の線引は恐らく自作と思われます。

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サンプレのチェーン・ガード。クランクはプロダイ。リアは5s。
その他の仕様としましては、
・リム:スーパーチャンピオン
・ハブ:ノルマンディ36H
・ステム:ミラレモ
・ハンドル:日東オールラウンダー
・リアメカ:カンパニョーロ ヌーボレコード
・サドル:藤田プロフェッショナル スーパー
・テール:ルクソール
ステムの固着をはじめ、リムの振れ等もあり「要レストア」品ではありますが、三月銀輪館では、このような昔の自転車も買取させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
三月銀輪館のサイトまたはフリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時)よりご連絡下さい。

ノボリオイゾネ/稲詰峠から茗荷峠、松ノ木峠、伏木峠へ(峠歩きの景色)

今回の<峠歩きの景色>は東京都は青梅にある小さな峠です。2003年の12月、雪の残った時期でした。


2003年最後の峠訪問は、東京は青梅地区、成木地域の峠を歩くことにした。
JR東青梅駅北口から県道に出て都バスに乗り、30分ほどで成木街道の滝成バス停に到着。
そのまま街道を西に歩き、「多摩組」と大きく書かれた資材置き場の先を左折。橋を渡って左に曲がり、道なりに歩けば開けた畑に出る。
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その左前方に、こんもりとした小道が尾根に向かって延びており(写真中央やや左)、その道が峠路のようだ。1週間前の降雪がまだ残っている。

斜面をジグザグに登れば、20分少々で鞍部に到着。標識は無いが足元に目印用の赤紐が結んである。
「稲詰(いなづめ)」とは小字名だそうだ。この峠道、昭和30年代までは児童の通学路だったという。南の北小曾木(きたおそき)川沿いにあった旧青梅第十小学校のことかもしれない?南側を覗いてみたが、降りるのは困難に感じた。
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写真右側(北)から登ってきた。この尾根を正面(西)に向かう。

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峠を北側から写す。

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紐を目印に尾根伝いを西に歩く。この尾根は高水山から派生しており、「ノボリオイゾネ」と呼ばれている。宮内氏『奥多摩』曰く「天秤棒みたいな細長い尾根」である。
上の写真は三等三角点のある411.2mの夕倉(ゆうぐら)山。展望は無く、隣の採石場からの稼動音も響くので、早々に立ち去る。
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この鞍部が茗荷峠だろうか?
途中で木材運搬用の錆びた車輪が道端に放置されている箇所がある。参考文献によれば、そこから大きく下ったところが茗荷峠とのこと。
かつては上成木村上分の梅ヶ平(たいら)と北小曾木村の白岩集落を結んでいた(『青梅市史』)。残念ながら現地では峠道を確認出来ず。

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松ノ木峠では四体の石仏が出迎えてくれた。内、元禄11年(1698年)の馬頭観音様は青梅市最古の石仏だそうだ(『青梅市史』)。
手袋を脱いで合掌。お陰さまで地形図からも消えた山道を無事に歩くことが出来ました。
そのまま尾根を進み、伏木(ふしき)峠に到着。北側から峠道が延びている。
正面に石嗣があり、注連縄と竹筒で祀られ、驚くことにお賽銭と真新しいお餅が供えてあった。今でも大切にされている証だ。下の写真、中央やや右が伏木峠の石嗣。8

峠でようやく2万5千図にも破線が現れる。あとは地図どおり、尾根の左側を縫うように進み、3本目の丸太橋で沢を渡って鋭角に戻る。じきに高水山との分岐点だ。

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高水山の分岐点に到着。何と「伏木峠」の標柱がある。守屋氏の本(文章最後に列挙)によれば、こちらは間違いとのこと。確かに『青梅市史』の付録地図でも先の方を記しているように読み取れるし、何よりも石嗣の存在が説得力を増している。ひとつ気になるのは、『青梅市史』の(明治の)「字地の整理統合」の項にて、「ふしき」の小字名が、上成木村上分と北小曾木村と、峠同様に2か所存在することだ。

軍畑へ向けて下れば、養鶏小屋もある白岩集落に出る。後は駅までひたすら歩くだけだ。


(追記)
東京の登山家M様より「増補改訂 青梅市史」付録地図にある「橋詰峠」は誤植であるとのメールを頂きました。当方も青梅市に問い合わせましたところ、やはり誤植であったとのご回答を頂きましたのでお知らせ致します(2004年2月記録追記)。
また同じくM様より、2つある伏木峠について、「成木集落で聞いた話では、祠のあるところだそうです。白岩集落ではあの辺一帯(高水山分岐から祠がある鞍部一帯)を伏木峠という人もいました。もう少し正確に調査したいと思っています。いずれに当時の様子を知っている古老が少なくなり、地名や伝承民俗など次第に調査が難しくなってきています」との大変貴重な情報を頂きました。
M様、わざわざご丁寧に有難うございました。この場をお借りして、あらためて御礼申し上げます。(2004年2月)
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【参考文献】
1.本コースは下記の書物を参照し、また文中に出典の明記がない説明も同書を参考とさせて頂いた。
・稲詰峠から松ノ木峠へ:「多摩100山」(守屋龍男著 新ハイキング社 2003年)
・松ノ木峠から伏木峠へ:「新多摩の低山 ようこそ65の山へ」 (守屋龍男著 けやき出版 1999年)
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2.文中に出典を明記したもの
・「増補改訂 青梅市史」(東京都青梅市 1995年)


峠歩きの景色を公開中。三月銀輪館のサイトを是非御覧ください。

ランドナーを出張買取(神金自転車商会/ペガサス)1970年代後半

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埼玉県のお客様より、1975年頃?のペガサスのオーダーランドナーをお売り頂きました。どうも有難うございました。
タイヤは650B仕様。マファックのセンタープル、ユーレーの変速機、イデアル90(ダニエル・ルブールのサイン入)サドル、ブルーメルの泥除け等をアッセンブルしています。
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マッドガードに装着した白いフラップが、実用にもアクセントにも、どちらにも良い感じですね。
電装系は、お団子のランプと探検ライトの定番の二刀流。リムはスーパーチャンピオン。
3 モザイクかけで恐縮ですが、アウターのチェンリングについては、前所有者様のイニシャルの模様になっておりました。まさにスペシャルメイドですね。シートステーのゴム帯も定番です。

3aシートチューブに貼られた神金自転車商会さんの「J」シール。もちろんクロモリのフレームです。
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ヘッドマークのペガサス。
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Jマークの入った、オリジナルのフロントバッグ。これも貴重です。
神金自転車商会は明治39年創業という老舗店です。店名の由来をサイトから引用致しますと『神金自転車商会の所在地である「調布市菊野台」は、その昔「神代村金子」という地名であった。その神代村金子より頭文字を一字づつ取ったのが「神金」の名称の由来である。 現代なら調菊自転車商会…地名町番変更後もこの「神金」を屋号として現在に至っている。』とのことです。


ランドナーやツーリング車の買取は三月銀輪館へ是非ご相談下さい
フリーダイヤル:0120-68-3196(10-20時)または三月銀輪館のサイトからお気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております。